SakuraGameがコスプレアルバム購入イベントを開催中

Mirrorのパズル部分

クリスマスから年末年始にかけてガシャポンキャンペーンを開催していたSakuraGameが、また新たなキャンペーンを展開している。今回のキャンペーンは同社がパブリッシングするタイトルのうち12本を要求された前回よりも参加条件が緩く、Steamで販売中のパズルゲーム『Mirror』とそのDLCとして販売されているコスプレアルバムを所有しているユーザが対象となる。

今からMirrorやDLCを購入しても間に合うので、条件を確認してキャンペーンに参加するのも良いだろう。

キャンペーン内容

参加条件

Mirrorは通常価格205円と低価格なゲームであり、DLCとのバンドルでも279円でお手頃に購入できる。2月6日(日本時間7日0:59分)までにこのバンドルを購入して2時間以上Mirrorをプレイ(Steamでの返品ができなくなる条件)すればキャンペーンの対象者になれる。もしMirrorを既に所有しているなら、セール価格の123円でDLCだけを追加購入することも可能だ。

条件を満たしたユーザは、Steamアカウントを使ってSakuraGameのサイトに登録を行おう。

賞品

ガシャポンキャンペーンは参加条件が厳しい分賞品もPCゲーム5本と豪華だったが、今回のキャンペーンではPCゲーム2本のSteamキーが獲得できる。対象タイトルは以下の通りだ。

  • Nine Parchments
  • Dong-Jin Rice-hime
  • the 9th day:第九日
  • Koi Musubi
  • Our End of the World
  • 7 days with Death
  • Companion
  • True Love ~Confide to the Maple~
  • Dong-Jin Rice-hime -Expansion Pack
  • Sumeru
  • Eddy紫 ~Eddy Violet~
  • Trine 2: Complete Story
  • Trine 3: The Artifacts of Power
  • Crimson Imprint plus -Nonexistent Christmas-
  • On Earth As It Is In Heaven - A Kinetic Novel
  • Zara-An AI Story
  • True Lover’s Knot
  • Love in the Glen
  • One Last Chance
  • Heart and Seoul
  • Last Days of Spring 2
  • Tales of Legends
  • Ecchi Sketch Draw Cute Girls Every Day
  • A Bit Crosser-Three Kingdoms
  • Captain Firebeard and the Bay of Crows
  • The Girl on the Train

今回も各ユーザに配布されるタイトルはランダムとされているので、当たり外れは大きそうだ。2,000円の値札が付けられた最近の作品もあれば、セール時にワンコイン+αで購入できるような古い作品もある。また、人気作であれば既に所有しているというユーザも少なくないだろう。

Mirror

キャンペーンの参加に必要なコスプレアルバムはMirror本編のDLCという形態で販売されている。そのため、キャンペーンへの参加にはまずMirror本体を所有していなければならない。

美少女ゲーム

SteamのストアページによればMirrorには”美少女+パズル宝石+GALGAME”の3つの要素があるというが、ギャルゲームというよりも普通にエロゲである。Steamでは規制されているが、元は完全な成人向け作品だ。しかも一部エロだけでなくグロ要素もある(スキップ可能)。

おそらく、選択肢から発言を選んで女性キャラクターとコミュニケーションを取るアドベンチャー部分を指してGALGAMEと表現しているのだろう。キャラクターの好感度などは存在しないが、ここでの選択によってパズルの難易度が変化する。

パズル部分

パズルについては、同じものを3つ以上並べて消していくというお馴染みのシステムだ。Steamで販売されているゲームで言えば『Hell Girls』とよく似ている。各ステージ中で1回だけ使える消耗品や4つ以上の同色パネルをまとめて消すことで発動する魔法の種類を選ぶことができ、単なるパズルではなく攻略法を組み立てる要素もある。

後半の敵は厄介なスキルで妨害してくるため、それぞれに合わせた装備や魔法を購入しなくてはならない。そのため、ストレートにクリアしていくのではなく過去のステージに戻っての稼ぎが必要になるだろう。

特に現時点での最終ステージとなる6-4は難易度が高く、イベントを見ずにパズルだけを進めてもクリアまで5時間ほど必要だった。稼ぎに徹すればもう少し短縮できそうだが、案外難しいのできっちり育成しないと最後まで攻略できないかもしれない。

2面から4面は敵のお邪魔パネルを破壊できる魔法、5面は敵の攻撃力を下げる魔法、6面はターン制限を伸ばすアイテムを使うと楽になるだろう。

日本語は非常に怪しいが、意味はなんとなく想像できるSakuraGameクオリティだ。なんとキャラクターの日本語ボイスまである。ゲーム自体にバグも見られず、200円程度なら暇つぶしのパズルゲームとして購入するのもありだろう。

DLC

Steamで販売されているDLCのほとんどはゲーム本編の拡張コンテンツだが、ときにはサントラやデジタル設定資料集が販売されていることもある。しかし、コスプレ写真のアルバムを有料DLCとして販売したのはMirrorが初めてではないだろうか。

内容はMirrorに登場する4キャラクターのコスプレをした女性レイヤーの写真集だ。名前は書かれていないが、中国で人気のあるレイヤーさんらしい。含まれている画像は70枚で、ファイルサイズは約500MBある。衣装が衣装なので露出度は高めだが、アダルトコンテンツというわけではなく普通のコスプレ写真だ。

ダウンロード後にゲーム内のギャラリー(タイトル画面右上のボタンから入れる)で閲覧するだけでなく、Steam>steamapps>common>Mirror>dlc_cos内にあるJpegファイルを直接開くことも可能だ。一部の写真はゲーム内のギャラリーに向きがあっていないため、直接閲覧しないと顔が見えないものがある。あえてそういう表現をした写真なのかと思ったら、単に見切れていたようだ。

新しい試み

最初はゲームでないものがDLCとして販売されていることに驚いたが、よく考えればOSTもゲームではない。コスプレ写真をDLCとして販売することが一般化するとは思わないが、今後は他の作品と差別化するためにゲームではない何らかの特典を付けて販売するインディーズゲームも増えてくるかもしれない。

Steamで販売されるタイトル数が増えている今では、目立たなければその他の作品として埋もれてしまう。SakuraGameや他のデベロッパーは、どのような方法でSteamユーザにアピールしていくのだろうか。

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